コードギアス R2 第２０話「皇帝失格」

ユーフェミア・スザク・ナナリー・シャーリー・ロロ、そして黒の騎士団を失い、守るものものをすべて
失ったルルーシュ。ロロの死を賭した助けでつないだ命をブリタニア皇帝・シャルルを倒すことに
賭けることを決意しました。


フレイア一発ですべてが傾いてしまったこの物語。どこに向かうのか、どこに進むのかすらわからなく
なってきました。スザクは壊れるし、黒の騎士団はあっさり裏切るし、記憶をなくしたC.C.は可愛いしで、
本当にこれからどういう風にクライマックスに向かっていくのか！

では、第20話「皇帝失格」をレビューします。










黒の騎士団の旗艦・斑鳩にモルドレッドで降り立つアーニャ。記憶をなくしたC.C.に詰め寄る。









C.C.に詰め寄るアーニャのシーンでいけない妄想をしたのは、私だけですか？
しかし、休戦状態とはいえモルドレッドを平然と旗艦に着陸させる黒の騎士団、もう戦い終わった気で
いるのか？


アーニャの心の中に潜んでいたルルーシュの母・閃光のマリアンヌ。









ま、なんとなくわかってたけどね。ただ、この心の中に潜んでいたのがマリアンヌのギアスの力なの
か、それともシャルルの力なのか？前者のような感じだけど。しゃべり方がSだな。


コーネリアに爵位だけがすべてじゃないと諭されるヴィレッタ。









憑き物がとれかけた顔してるな。コーネリアも少なからず、扇とのことをわかっての発言なのかな。
「ブリタニアに戻ってきても罰が待っている。でも、お前にはここで扇が待っている。お前のわだかまり
は、爵位だろ？爵位なんかなくても、生きていけるぞ」って介錯しておｋ？


生徒会メンバーの安否を知るためにリヴァルと電話するルルーシュ。









”イイ人”リヴァル。ここでもいいように使われてるな。


斑鳩に向かう、超合衆国の首脳陣。









天子様の顔が萌え。


ギアスを使うルルーシュ。









懲りずに使うんだな、ギアス。まぁ、もう捨てるものもないからいいのか。


スザクの命令を子供の議論と斬り捨てるセシルさん。









セシルさん、この笑顔が怖い。方針転換をしたスザクにすっぱりと斬り捨てるセシルさん、こえー。


自らが皇帝になることを宣言するシュナイゼル。









シュナイゼルは、もしかすると最後までこんな感じなのかなぁ。裏の顔があるのかなぁ、と思って
たんだけど、野心をもちながらも冷静さを併せ持ってるってことか。ルルーシュのように表の顔
（ゼロ）と裏の顔（ルルーシュ）をもってないんだろうか。シュナイゼルも「皇帝になるのも、所詮、
盤上のできごとだよ」とか。


ゼロの死を聞き、涙する神楽耶。









ここらへんで”ゼロの死”によって戦いが休戦状態になったみたいですが、少し各派閥の現状を
考えてみたい、と思います。
まずは、現時点で勢力は大きく分けて6つ。皇帝派、シュナイゼル派、黒の騎士団、超合衆国、
マリアンヌとC.C.、そしてルルーシュ。

皇帝派は、ビスマルクとジノ、モニカがいて、そう簡単に他の派閥に走ることはなさそう。

シュナイゼル派は、スザクを補強。ただし、コーネリアやロイドはシュナイゼルのクーデターに
懐疑的か？ニーナはすでに用済みでしょう。

黒の騎士団は、ゼロの裏切りにより結束を固めているように見えているが、シュナイゼルの意図を
読める人間がおらず、シュナイゼルの掌の上で踊っている状態。扇がリーダーシップを取っている
が、優柔不断は相変わらず。今後の明確な方針が見えず。また、ジェレミアという爆弾を抱え、
天子・神楽耶との関係も今だ不明瞭。カレンの行動もわからない。

超合衆国は、ゼロ死亡の混乱の蚊帳の外状態。しかし、ゼロの死に対し神楽耶が黒の騎士団に
懐疑を持っている。また、天子・シンクーら中華連邦組はゼロに対して、ゼロの正体を知らないとは
いえ、祖国を救ったという恩義を感じているみたい。状況によっては黒の騎士団と別行動を取る
かも。

C.C.とマリアンヌは、かなりジョーカー的。目的は不明だし、ルルーシュを助けるのかすらわからない。

ルルーシュは、迷いなく皇帝の元へ。

と、こんなとこですかな？


クーデターを起こしたシュナイゼルに拘束されるジノ。









ジノ、こういうキャラに限ってかなり酷い死に方するんだよなぁ。もしくは、間違った道を踏み出した
スザクを正気に戻すためにスザクを守って死ぬとか・・・。あると思います！


ギアスを知りながら、皇帝に忠誠をつくすビスマルク。









「ルルーシュとナナリーの絶望をこめさせていただきます」って、一応ルルーシュの絶望を知って
いたんですね。
ビスマルクもなんらかのギアスを持っているか、かかっているんですね。塞いでる左目が赤く
光ってたし。しかし、でかい剣持ってるなぁ。


味方に打ち落とされるヴィンセント。









ヴィンセントのバリエーション、いっぱいあるなぁー。ロイヤルガードは、緑か。


サザーランドが作る槍のトンネルをくぐるルルーシュ。









こういう形式ばったことをこの状況でやるところがゼロだな。演出家というか、自信過剰というか。


皇帝を裏切ったとし、ギャラハットを攻撃するアーニャを操るモルドレッド。









アッタマイイ。アニメでこういう機転を回すと”強引”とか言われかねないけど、実際に相手を疑って
るフリをした方が相手は自分を疑いにくいよなぁ。うそつきの常套手段です。









斑鳩で「ああ、待ってくれ。せめてアレだけは」って、アレってチーズくんのことか。どこまで気に入って
んだよ。「助けるべきかな？彼を」って、発言、本当に母親？ヤンママかよ。パチンコ屋にいって、車の
中に子供を置いていく親になるな。


アーカシャの剣を起動するシャルル。









なに？この気持ち悪いの。


出口を破壊され、動揺するシャルル。









案外簡単に動揺したなシャルル。あっさりとシャルルを倒せるわけないよなぁ。


さて、来週はどうなるのかなぁ？アーニャとC.C.はどういう行動を取るのか？各派閥の行動がまったく
読めません。あと、5話ですかね。くそぉ、クライマックスが気になるけど、終わって欲しくないとも思う。
まったく、困ったもんですぜぇ。


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