キリンチャレンジカップ2008 日本代表VSチリ代表のみどころ

とうとう、今週末にサッカー日本代表の2008年初試合となるキリンチャレンジカップ・
チリ戦が開催されます。


皆さんもご存知のとおり、今年は日本サッカーがワールドカップ南アフリカ大会に向
けて、アジア3次予選が始まります。
日本の立場は、一般の方から見れば「ワールドカップは出場して当たり前」という考え
が多い、と思います。もちろん、私は「ワールドカップは、出場する！」という想いは、
持っています。が、当たり前とは思ってないし、それをさせてくれるほどアジアサッカー
は甘くない！と、思っています。ましてや、今の日本代表は、オシム監督が倒れ、
岡田監督が新しく日本代表監督に就任したばかり。不安材料は、少なくない。


そして、そんな日本代表の不安を払拭してくれるだろうキリンチャレンジカップに出場
する日本代表メンバーが本日、日本協会より発表となりました。


日本代表
GK
　川口　能活（磐　田）
　楢崎　正剛（名古屋）
　川島　永嗣（川　崎）
ＤＦ
　中沢　佑二（横浜マ）
　坪井　慶介（浦　和）
　加地　　亮（ガ大阪）
　駒野　友一（磐　田）
　岩政　大樹（鹿　島）
　水本　裕貴（ガ大阪）
　内田　篤人（鹿　島）
ＭＦ
　橋本　英郎（ガ大阪）
　羽生　直剛（ＦＣ東京）
　遠藤　保仁（ガ大阪）
　中村　憲剛（川　崎）
　鈴木　啓太（浦　和）
　阿部　勇樹（浦　和）
　山瀬　功治（横浜マ）
　今野　泰幸（ＦＣ東京）
　山岸　　智（川　崎）
ＦＷ
　高原　直泰（浦　和）　
　播戸　竜二（ガ大阪）
　巻　誠一郎（千　葉）
　前田　遼一（磐　田）
　大久保嘉人（神　戸）
　矢野　貴章（新　潟） 

の25名です。
私の注目する選手は、やはり矢野クィンタ。プレイスタイルは、すこし違うけどその身長
と反比例して幅広いプレイスタイルが類似しいるため、イタリア代表のヴィチェンツァ・
イアクィンタを文字って、私が名づけました。
岡田監督に変わり、戦術が少しは変更されているだろう中、どこまで矢野クィンタがプレイ
できるのか？今回選出されているFW争いは、過去にないほど苛烈！！
なぜなら、皆さんもご存知のとおり、すでに1枠は、決定しているから。高原は、ここ10年
代表を見てきた中でも最高の”決定力”を持ったFWだと思います。ただし、FWは所詮、
波に左右される職業ですから短命エースの可能性もあります。しかし、オーストラリア戦
のあの1撃でほとんどの方は、”エース”の肩書きに不満を覚える人は、少ないと思います。

今
回、選出されたFWは高原を除けば、5人。課題は、どこの雑誌を読んでも”高原のパー
トナー”です。

”魂のストライカー”播戸　竜二
”最前線のブルーカラー”巻　誠一郎
”前例なきポストワーカー”前田　遼一
”アテネ世代屈指のストライカー”大久保　嘉人
”ボール狩の尖兵”矢野　貴章

別称は、週刊サッカーマガジンより転用させてもらいました。かっこいいんで。
スーパーサブとして、播戸。ポストワーカー＆前線のハードワーカーとして、矢野クィンタ
と巻。生粋の点取り屋として大久保。マルチロールとして、前田。
役割を考えれると矢野クィンタと巻が競合するようですが、矢野クィンタの方が多彩な技能
を持っている！だから、巻に勝て！
と、決定力不足を嘆かれる日本代表において、これほど多”才”なFW陣から選べるのは、
珍しいと思います。

ちなみに、第1戦の相手国チリといえば、思い出されるのは、”ZA・ZAコンビ”だと思います。
サモラーノ・サラスのことですが、すでに二人は代表に名を連ねておらず(サラスは最近まで
代表だったみたいです)、現在はセリエAで活躍するルイス・ヒメネスやウンベルト・スアソが
中心選手となっています。
ま、例のごとく主力選手は来日していませんが・・・・・。

GK
1  ミゲル・ピント　UNIVERSIDAD DE CHILE
12　クリストファー･トセリ　UNIVERSIDAD CATOLICA
DF
3　オスバルド・ゴンサレス　UNIVERSIDAD DE CONCEPCIﾓN
4　ロベルト･セレセダ　COLO COLO
18　ゴンサロ・ハラ　COLO COLO
5　ハンス・マルチネス　UNIVERSIDAD CATOLICA
15　ラファエル・カロカ　COLO COLO　
■MF：
11　ゴンサロ･フィエロ　COLO COLO
 2　マルコ･エストラーダ　UNIVERSIDAD DE CHILE
16　マヌエル･イトゥーラ　UNIVERSIDAD DE CHILE
10　ペドロ･モラレス　UNIVERSIDAD DE CHILE
8　フェルナンド･メネセス　COLO COLO
17　ガリー・メデル　UNIVERSIDAD CATOLICA
14　ホアン・ムニョス　O'HIGGINS
FW
7　エドゥアルド･ルビオ　COLO COLO
13　ジャン･ボセジュール　O'HIGGINS
9　マティアス･ビダンゴシー　VILLARREAL（スペイン）
6　ボリス･ロメロ　COLO COLO

チリ国内の名門クラブ・コロコロ中心のメンバー構成みたいですが、さすがの私も
知ってる選手がいない・・・・orz。唯一の海外選手も今シーズンの選手名鑑に載って
ないし・・・。


と、まぁ、たとえ若手中心だとしても、腐っても南米！圧倒的な個人技で日本の守備
陣は翻弄されることは、目に見えています。十分、注意して戦わなければならない、
と思います。


相当、寒いと思いますが国立に見に行こうと思っています。本当に楽しみです。
では、みなさんもテレビ前で応援、よろしくお願いします。


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