続・ロッソ熊本の昇格に伴うスポンサー問題

先日、ロッソ熊本の胸スポンサー問題について生地にさせていただきましたが、
賛否両論な意見が一部、スポーツライターのブログの中には、「広告塔である
ユニフォームは、子供も着る。それを考えたら、今回の問題は妥当」という意見
がある事を知りました。


私なりにこの問題について、ぬるい頭で考えてみました。


たしかにユニフォームのスポンサー名にふさわしくない業種は、たしかに
あると思います。それにそのふさわしくないもの中に、お酒を販売する企業
も含まれていると思います。海外では、ミランなどがギャンブル関係の企業
がスポンサーになり、とんでもない額のスポンサード契約をしています、が
これは、あくまで日本の問題なので、参考になりません。

ただ、今回の問題になっている”白岳”を販売している高橋酒造さんは、
熊本が誇る、地場の産業であると聞いています。
”子供がユニフォームを着るのに、ふさわしくない企業”とありましたが、
Jリーグの地域密着と言う理念で考えれば、”ユニフォームを通して、自分
が住む町の産業を知る”ことが出来るんじゃないでしょうか？
昨今、自分が住んでる町の名産や特徴をしらない子供が多いと聞きます。
たしかに単純にお酒というのではなく、あくまで地場産業であると言う観点
からみてもらえないものなんでしょうかね。

正直、川崎Fのベストメンバー事件以来、JサポのJリーグ協会への不信感
は募っています。どうか、寛大かつ心意気を感じる行動をとっていただきたい
と思います。


さて、実は、今回の記事の本当にご報告したかったのは、私の考えではなく、
高橋酒造さんが自社のHPで今回の問題でメッセージを出していました。
原文そのまま、掲載したいと思います。

以下、高橋酒造さんのコメントです

ご支援のコメント、ほんとうにありがとうございます。
本件に関しましては、全国の皆さまからお電話やメール等で、たくさんの
ご支援の声をいただいております。

重ねてお礼申し上げます。
弊社はロッソ熊本という地元熊本のサッカーチームを応援させていただい
ておりますが、それは、
「～スポーツで、もっと、幸せな国へ。～」
というスローガンの元、「地域に根ざしたスポーツクラブ」を核とした
スポーツ文化の振興活動に取り組んでおられるJリーグの理念と活動に
共感したからです。
少しでも弊社が地域のお役に立てるのなら、それがいかなるカタチであれ、
（胸スポンサーでなくとも）、全くこだわりはございません。
むしろ、弊社の本件で、Jリーグさまやロッソ熊本事務局さまにご大変な
迷惑がかかっているのではないかと危惧し、また恐縮いたしております。

ルールを厳守するのがフェアプレイの精神です。
弊社はJリーグでお決めになったルールを遵守し、フェアな支援を続け
させていただきたいと考えています。


以上


感動しました。本当に泣けました。
このほかのコメントが浮かびません。
ロッソ熊本さんがうらやましい。もちろん、こういった考えを持ってJクラブを
支援してくれている企業が他にもいると思いますが。

なんか、サカオタとして、うれしいや。
あまり、お酒飲めませんが「白岳」買って、飲みたいと思います。

みなさんもこのコメントで感動しませんでしたか？
感動したなら、飲みましょうよ。酔いましょうよ。
もちろん、未成年はダメですよ！


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