GIANT KILLING vol.6 レビュー

今、私のオススメN0.1のサッカー漫画「GIANT KILLING」の6巻が発売されました。（少し、フライング
購入してしまいました）


現在、マガジンで「エリアの騎士」、サンデーで「ゴールデンエイジ」が連載されていますが、今、サカオタ
である私が一番オススメしているのがこの「GIANT KILLING」です。
既に記事にしていますが、監督が主人公という過去に類をみないサッカー漫画です。（あったかもしれま
せんが）とりあえず、スゲェ面白いサッカー漫画です。

これからも出来うる限り、この漫画をレビューしていきたいと思います。













5巻で名古屋グランパレスに2-0と勝利したETU（イーストトーキョーユナイテッド）。試合後、大活躍した
椿に握手を求める名古屋グランパレスのブラジル人トリオ。












5巻で守備を司る守備的MF・カルロスを笑顔のドリブルであっさり抜き去った椿に敬意を評し、握手
を求める。「フットボールは楽しんだ者勝ちだからね」「キミはきっと誰よりもこの試合を楽しんだ」
この言葉は、現代サッカーで体言するプレーを見せる選手が少なくなりました。少し前のロナウジー
ニョにC･ロナウド。やはり、サッカーを楽しんでプレーできる選手こそがスーパースターなんでしょう
ね。


ETUの今季初勝利に本屋に”フットボールダイジェスト”を橋って購入しに行く子供達。












すっげぇ、共感する。私もアルビや日本代表が勝った時は、いち早くサッカーマガジンを購入したくて
走っちゃいますもん。勝った試合がどんな評価だったのか、あのシュートのシーンをもう一度、選手
のコメントとかスゲェ気になります。


過去のETUのサポーターのオヤジ達が再び、サッカーのある生活に戻ろうとする。












「楽しいもんなんだよなサッカーって」
これを忘れてしまったら、ダメですよね。サッカーが好きな自分がアホらしく見えても、サッカーが
楽しいって事が誇りに思えてきたり・・・・・Σ(ﾟёﾟノ)ﾉ ｸｯ､ｸｻｯ!!


エース夏木がケガから復帰。開幕からスタメンを張っていた世良に第3FWになってしまうベテラン
FW堺がケガをした世良に語る想い。












「俺はピークを過ぎたかもしれない。なつきの勝負強さもお前のスピードも俺は持っていない。でも
俺はお前達に劣っているとは思わねぇ。負けるつもりはさらさらないぜ」
この漫画というかETUには、突出したFWはいません。外国人FWもいなければ、得点王を期待
できるようなFWもいません。世良にしてもスバ抜けたスピードがあるわけでもなく、夏木にしても
いまのところ勝負強さ以外、特別な能力はない。ここがこの漫画の面白さです。普通以下の
チームだけど、それぞれに個性があり、プロチームとして戦っていく。これがJリーグの現実なの
かもしれない、って思えるんです。


引き分けが続き、チームの歯車がずれはじめ、チームメイト同士で衝突が始まる。












「勝ちたがってんならその想いをケンカしてでもすり合わせりゃいい。そうすりゃ相手の考えがわかる。
それが次々広がってチームって一つの生き物になる」
あー、オレの職場でもスゲェわかる。オレの仕事場も仕様が食い違う度にケンカしてるからなぁ。仕様
ぐらい、客に聞けよって感じですが。


と、やっぱ面白い。さすがにモーニングを毎週、購入するほどモーニングに掲載されている漫画に興味
がないので、単行本が頼りなんですが・・・。あまりの面白さにモーニング購入しそうです。


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