FCバルセロナ・オン・ツアー・ジャパン２００７ 観戦記

２００７年８月７日、FCバルセロナ・オン・ツアー・ジャパン２００７、
横浜Ｆマリノス　ｖｓ　ＦＣバルセロナを観戦してきました。

来日前よりテュラムやオレゲールからアジアツアーへの不満が爆発している、と
ニュースが流れ、もしかするとぐだぐだな練習試合になってしまうのでは？と、不安
をかかえながら日産スタジアムがある新横浜へと向かいました。

仕事が５時半に終わり、都内から１時間半をかけて、なんとかギリギリキックオフに
間に合いました。今回の席からの眺めは、こんな感じです。
（試合中は、基本的に撮影を控えているので写真は、ハーフタイム中のものです）



ポジションやプレイスタイル、クセなどでボールを
持っているのが誰かとかは、わかるほうなのですが
今回の席は、さすがに遠すぎて個人個人のプレイを
楽しむことが難しかったです。(特にドス･サントス
(メキシコ)とエトー(カメルーン)が区別つかなかった)




試合の感想なのですが、ガナーズから移籍してきた注目のアンリ(フランス)・ロナウ
ジーニョ(ブラジル)・エトーが３トップ気味に並び、２センターハーフにシャビ(スペイン)
とイニエスタ(スペイン)、アンカーにアーセナﾙのコロ・トゥーレの弟、ヤヤ・トゥーレを
置き、ＤＦは右からザンブロッタ・オレゲール・テュラム・シウビーニョで、ＧＫにバルデス。
と、来日メンバーの中でベストメンバーを組んだみたいです。少し、驚いたのが３トップの
センターがロナウジーニョでアンリが右、エトーが左に位置していたこと。
正直、３トップはまったくと言うほど機能しておらず、時折、カウンターでチャンスを
作っていましたが特別、”この３人で崩した”というプレイはなく、特にロナウジーニョが
体が重く、スピードにも乗れず、キレもなく、運動量がまったくないと、去年トヨタカップ
で見たロニーとは別人でした。

今回の親善試合は、全体的にグダグダな部分が多く、厳しく言えばアクビの出る試合と
なっていました。ビックネームが来日する事もあって、ミーハーな海外サッカー好きの
方から言わせれば「日本で見れるんだからいいじゃん」と言われるかもしれませんが、
やはり、ビックネームだからこそハイレベルなプレイを見せて欲しかったです。

ちなみに、私が今回、密かに楽しみにしていたのが「カンテラの傑作」と呼ばれている
ジオバンニ・ドス・サントス(メキシコ)でした。期待通り、後半からアンリに代わり出場
となり、先日行われたワールドユース並を活躍を期待してました。全体の重い試合展開
も手伝って、目を見張るようなプレイは少なかったのですが、後半のチャンスのほとんど
にからみ、本日唯一のゴールを奪い、この試合のＭＯＭに選出されました。
しかし、メッシにしろシャビ・イニエスタにしろ、バルサのカンテラは本当に優秀ですなー。
アルビの下部組織からもメッシまでとはいいませんが、トップチームのスタメンぐらい
デビュー戦で奪っちゃうぐらいのがでてきて欲しいもんです。

ＭＯＭを受け取るときのドス・サントスです。まだまだ、幼さが残ってますなー
(見にくくてごめんなさい)