GIANT KILLING vol.9 レビュー

この日を待ち侘びました。さりげなく、自分のスケジュール帳の23日欄に☆印書いちゃいました。
GIANT KILLING 9巻が発売されました。

このマンガをもっと、もっと、もっとみなさんに知ってほしいです。
私は、サッカー馬鹿の色眼鏡でしか見れないので、サッカー好き視点からしかオススメできませんが、
おそらく、サッカーを知らなくても面白いと思えるはず。
毎回、言ってるような台詞だけど、言い足りません。

もう一人の主人公・椿大介がカッコイイ・・・・、違うなあ。凄い・・・、凄いけど違う。うーん、なんて
言えばいいかわからないんですけど、サッカー好きの気持ちをノせてくれる？キャプテン翼のように
あんなミラクルなプレイは絶対できない、と誰もが思っていても”もしかすると”って思える可能性が
あるのがサッカーという競技だと思う。そんな、限られた可能性をうまく描いている、という・・・・
うーん、わからん！！見れっ！！

では、GIANT KILLING　Vol.9を熱くレビューしたい、と思います。













不調と思われていた背番号10・ジーノ、実は大阪の戦術的キーマン・平賀のスタミナを奪う為の
戦術によるものだった。












こんな嫌な10番・・・・、好きだぁ。ジーノって、王様プレイって言われているけど、監督の戦術に
結構、したがってるよなぁ。ビクトリー東京戦もそうだったけど。案外、戦術理解が高くて、効力の
高い戦術意外はやりたくなかっただけなのかも・・・。んなわけないか。


復活したオヤジたちの江戸前応援団が用意した弾幕は、スタジアムに誰も弾幕を張ってもらって
いなかった椿の弾幕だった。












「すげー選手になる気がするんだ・・・・あいつ」
わっかる！椿の可能性は、ページからビンビンに感じる！！何かやってくれる、ワクワクするような
誰も想像もしないプレイをしてくるって感じがよーーーー。


平賀が疾駆する椿を倒してしまい、そのFKから杉江がヘッドで同点ゴールを奪う。










杉江、ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!
いやぁ、杉江が取るとは思わなかった。流れからして、ナッツかバッキーだと思ってたのに・・・。
杉江かぁー。DF陣、初めて得点かな？


交代枠3人を使い切り、フル出場が確定した世良。自分にできることを、得点を奪うことを模索する。










ごめん、泣きそうになった。胸が熱くなった。
「俺にはないもんばっかりだ・・・プロ選手に必要なもんが　俺に・・・才能なんてもんはない・・・」
自分と少し、重ねてしまいました。自分にはなにもない、でも何かを結果を出したいから、出来る
ことを探す。些細な今年か出来ないけど、でもしないと進まないから・・・・。泣きそうだよ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡












「おそらく世良みたいな連中は・・・劣等感から始まってる　できないことを消去法で削ぎ
落とし　出来ることだけを磨いてプレーしている
　磨いて輝かないものなんてない」
”磨いて輝かないものなんてない”、使い古されたセリフです。しかし、私が呼んできた漫画でこの
セリフが使われてきた重みを感じたことが少なかった。だって、言われたキャラが自分に重ねる
ことが出来なかったから。
自分は、サッカー選手じゃないけど、日々、仕事をする中で”出来る人”と仕事をする事が多く、
劣等感の中で働いてる。でも、ただ働くってことができないから、なにか他の人にできないことを
探しながら仕事をしています。でも、本当にドン臭いから・・・・。
ヤバイ、書いてたら泣けてきたから、やめる。


大阪ガンナーズDFに蹴られながらダイビングヘッドでゴールを奪う世良。










巻とか、ゴンちゃん、ピッポと同じですね。体のことよりもゴールを奪う、というか自分できることを徹底
的にやる。ピッポもゴールを奪った後、ゴールポストに脇腹を思いっきり、ぶつけてるシーンを思い
出しました。


ETU　-　大阪ガンナーズの試合で輝いた二人の若き才能の出会い。












変な笑い方とチキンハート。今後、この二人がどういう経緯を進むか凄い気になります。代表の舞台
だったら、かなり燃える展開。


椿大介のルーツを探す為に椿の実家を訪れるフリーライター・藤澤。しかし、椿を追うことをまだ、迷って
いる。












藤澤さん、ありがとう。俺も知りたい、椿のルーツ。


ETUから五輪代表に選ばれた赤崎。












ザッキーの貪欲な向上心が実った形ですな。アルビからも、矢野に続く選手がいません・・・。
U-17で木暮とかががんばっているけど・・・。まぁ、正直言うとフル代表に大胸を張って、推薦できる
選手が・・・・・。北野あたりはどう？


小学生時代の監督から「あの子ほど他人と絆を大事にしようとした子を・・・私は知らんよ」評される椿。












サンデーで連載されていた「ファンタジスタ」の坂本徹平と同じルーツです。
私は、天衣無縫のスタンドプレイのファンタジスタよりも人の繋がりを大事にするファンタジスタ系が
好きです。


と、9巻は大阪ガンナーズ戦が終わり、椿のルーツを探る藤澤編となりました。10巻は、いつ頃発売
になるんでしょうか？
次は、フロンティア川崎編ですかね。次が気になりすぎて、たまりません。ツジトモ先生のサイン会が
あったらしいけど・・・、行きたかった。



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