ヲタクな世界の歩き方 台中編 -序章・台北から台中へ-

2009年10月9日(金)～10月12日(月)


2009年10月9日～10月12日までの3泊4日で台湾取材に行ってきました。
海外挑戦は、これで4度目、訪台は、これで2度目。過去3回の海外挑戦はどれも大きなトラブルに
巻き込まれることなく、かなり大成功な感じで帰国しましたが、今回の訪台は大惨敗って感じです。
軽く、トラウマになりそうです。基本的に温厚で怒るという感情が比較的少ない性格
なのですが、もちろん日本の恥にならないように常に紳士かつ真摯な態度で海外の人に日本人の
印象を良く思ってもらいたい！！ってスタンスでいつもいるのですが、海外で初ギレしてしまいました。

10月9日、朝5時起きして新宿駅は18時半初のN’EXに乗り込み、8時半に成田空港に到着、海外
挑戦初のJAL搭乗とあって少し、安心感を覚えつつ（やっぱ、中華・コリアンはなんだかんだ少し
不安を感じます、深い意味はなく）10時に離陸。やっぱ、日本語中心の旅は安心な反面、そういう
安心感から離れないと海外の耐性が強くならないなぁー、とも思っているんですけど・・・・。まだまだ、
海外旅行弱者です。









 

無事に12時半ごろに台北に近い国際空港“桃園国際空港”に到着。今回の目的地が台中という
ことで、台湾の南部に位置する高雄（カオシュン）の空港を使おうかなぁ？と思ったんですが、
需要が多くないらしくチケット料金が1.5倍から2倍ぐらい違うと聞いたので断念して、台北から噂の
台湾高速鉄道、つまり新幹線を使って台中に向かうことにしました。












で、行きの飛行機の中で、隣に日本人の母親と幼稚園ぐらいのガキが座ったんですが。まぁ例のごとく
ガキ大騒ぎ。まぁ、こっち一人だし我慢していたのですが、窓際に座っていたのですが、ガキが私の
ひざの上に手を置いて身を乗り出して窓を覗きこみ始めて・・・・。母親は、雑誌を読んでいてスルー。
しょうがないから、母親にむかって「すいません、お子さんが邪魔です」って注意したんですが・・・。
とりあえず、ガキの両脇をとって自席につかせたんで特別、叱り付けることもなく普通に雑誌を
読み始めて、怒られたわけじゃないからガキも2度・３度と繰り返しきて・・・。しょうがないから
スチュワーデスに依頼して、スチュワーデスさんが母親にお願いをしてくれたんですが・・・。
かなり、ご立腹されたみたいで・・・・。一応は、ガキに注意らしきことをしておとなしくさせたんです
が・・・・、今度は、30分後ぐらいに寝ていたらまたガキが騒ぎ始めて、「窓の外見たい！」といい
始めて席の上に立ちはじめて・・・。朝早くおきて眠いうえ、これから始まる旅を考えれば、少しでも
体力温存したい私としては、ガキのワガママに付き合ってやるほどの度量はありません。
とりあえず、静かにして欲しいから窓を閉じてしまう(大人気ないけど、マジで眠かったッス)。
しかし、逆にガキの勢いに火に油を注いでしまい、大暴れ。周りの客からもクレームがきたみたい
で、スチュワーデスさんから母親にお願い兼注意が伝えられたのですが・・・・。
「寝てるだけなら、席変わればいいでしょ！」
えっ、えーーーーー！そんなーーー、俺が悪いのーー？いや、確かにもっと大人な対応すれば
よかったかも知れねぇけど、逆切れって・・・、これがモンスターペアレントか・・・・。
それでもスチュワーデスさんが根気よく、説得してくれて母親の怒りが沈静化したものの、原因
を作ったガキの頭へ強烈な一撃。「うるさい！」の一括で涙を流し沈黙。
なんか、ガキが可愛そうになってしまいました。
行きの飛行機は、本当に寝たいのに寝れない状態でした・・・。










桃園国際空港からタクシーで台北駅に向かい、台北駅で今回最大の挑戦である電車での長距離
移動に挑戦！！ぶっちゃけ、鈍行よりも新幹線の方が難易度低いのわかっていたんですが、
とりあえずいきなり鈍行は失敗したら、マジで怖かったので新幹線を選択。
で、台北駅での切符購入ですが、さっそくトラブル。もちろん、原因は私の調査不足。台北駅は、
台湾最大のターミナル駅で新幹線・普通電車・地下鉄が通っている駅なんですが、日本と同じ感覚で
台北駅1階のど真ん中にある切符売り場で「台中まで新幹線チケット1枚(中国語で。ここでは
通じました)」ところが、チケットを見てみる記載されている到着時間が2時間以上も先。
「あれ？新幹線だと1時間もかからないって書いてあったのに？」と不思議に思っていたんですが、
よく見たら新幹線のチケットじゃない！！よく調べたら、新幹線の切符売り場と普通電車の切符
売り場は別で、新幹線のチケット売り場は台北駅の隅の方。ちとわかりにくい。あやうく普通電車で
2時間かけて台中駅に行くとこでした。新幹線のチケット購入は普通と違って窓口ではなく、チケット
販売機があって操作も少し中国語がわかれば簡単に購入できました。










で、多少、新幹線に乗るまでの台湾のローカルルールに引っかかりましたが、ほぼスムーズに
新幹線にのりこめました。(出発15分前までプラットホームには降りられないようになっている
みたいです)



















台湾の新幹線も中身は日本とほとんど一緒でした。










台中についてみたら暑い。蒸し暑い。日本と気温が同じわけじゃないのはわかっていたんですが・・・・。
めちゃめちゃ暑い。普通に立ってるだけでじんわりと汗が出る。
（現地の人が言うには、この暑さで厚いって言ってたら高雄なんてもっと、暑いよ、とのこと。そりゃあ、
南下してるから当たり前か）










で、新幹線の台中駅は台中の市街地から10分ぐらい離れたところにあって、横浜と新横浜の関係
みたい感じ。とりあえず、タクシーでホテルまで。










今回、予約したホテルは台湾鉄道(普通電車の駅)からも台湾高速鉄道(新幹線の駅)からもタクシー
で15分以上かかる場所だったため、タクシーを利用。
で、今回、予約したホテル・中科大飯店に到着。
このホテル、星なしのホテルなんですが、私が海外取材で使ったホテルの中でピカイチの居心地
の良さで、はっきりいってホテルだけで台中が気に入ったぐらいです。










台北のホテルが４つ星で1泊約3000元(9000円ぐらい)、中科大飯店は2000元(6000円)で、
新幹線片道(ビジネス車=グリーン車、1000元)＋タクシー代200元。合計すれば、圧倒的に
台北の方が安いのですが、それでも台湾高速鉄道体験なども考えると私的には、絶対台中で
泊まったほうが面白い！
スタッフの大半の方が日本語・英語ともに会話できるレベルで通じるうえに、すっげぇ気配り
してくれます。しかも、到着してちょっとお腹が空いたのでちょっと、軽く食べられるものを探し
に行こうとしたら、スタッフの方がホテル周辺の手作りの地図を渡してくれて、めっちゃ助かり
ます。
部屋もメチャメチャ広くて、ちょっと広すぎて一人では持て余しまくりです。
なんでも、台中自体がビジネス街で多くの日本のビジネスマンがこのホテルを利用していて、
日本人の嗜好をよく理解したスタッフさんが多いんだそうです。
台中駅から少し遠い、ってのはありますが日本語が通じるって言う利点と広すぎる部屋、安い
値段を考えてもかなりGJなホテルです。
台北のホテルなんて、堂々と日本語スタッフいますとか書いておいて、全然、通じねぇし。










とりあえず、1日目は台中駅近辺の台湾家庭料理のお店で夕食をとろうと思っていたので、
タクシーに乗ることにしました。

ホテルから稚拙な中国語で台中駅に行きたいことを告げて、まったく通じてなかったため英語と
日本語でもチャレンジしたのですが、どちらもダメで地図を見せて台中駅を指差したところ
「OK,OK」と返答されたので（OKは知ってるんだ）安心していたら、無線でどっかと通信して談笑
しながら運転を始めて、およそ台中駅まで10分の距離なのですが、あからさまにまともに目的地
に向かっていない、よーく見ると私が乗車した位置に戻ってきたり、変なわけのわからん小道に
入る始末。あからさまにぼったくりタクシー。
「ウェイ！（待て）タイジョンステーション、GO！」
と冷静かつ強く言っても首をかしげるばかり、しょうがないからキレめにいったらいきなり、
タクシーが集まってる場所で停車して、タクシーの運ちゃんたちを集め始めたかと思ったら4人ぐらい
の運ちゃんに囲まれました。「あぁ、バイオレンスかぁ」とガクブルしてたら、なにやらまくし立ててきた
ので、とりあえずスルー。4人もいれば英語、もしくは日本語を理解してくれる人いるだろうと思ったら、
囲んだ4人ともまくし立てるだけで取り付く島なし。(リアルでMK5)
とりあえず、身の危険を感じ始めたので、バイオレンス用意(嘘)。しょうがないので、料金メーター
に書かれている料金を置いて、さっさと立ち去ろうとしたところ、料金が足りないようなジェスチャー
をはじめて・・・・。何がなんだか・・・。(料金メーターには、ちゃんと120って書いてある)
これは、マジでヤヴァイと感じたのでリアルダッシュで逃げました。
で、大通りまで走って、違うタクシーを捕まえて、つたない中国語が通じて、なんとか台中駅に到着。
後でホテルの人に聞いてみたら、稀に日本のビジネスマンを狙ったそういったタクシーがいるので、
ホテルが呼ぶタクシーを使った方が安全とのこと。ただ、本当に稀な話だそうです。

まぁ、マジメに海外でキレそうになるとは・・・・・。もちろん、キレたところで何も出来ないですけど・・・。
ぶっちゃけ、この1件の後も私の心臓はバックバクでかなりテンパってました。

そんな、テンパってた私を救ってくれたのがこちら。












白コーラ！！
ま、まさか、この台湾で出会えるとは・・・・。
日本では、ほぼ絶滅してしまった白コーラ。コーラゼロの台頭で、一挙に日本から消えてしまい
ましたが、この台湾で出会ってしまいました。これぞ、まさに運命の出会い！！！
もう、1日3本ぐらい飲んでました！！もちろん、ブログを書いてる時の傍らにはいつもコーラ。

つうことで、初日の様子はこんな感じです。

コスプレ記事は、今、まとめ中です。今回、撮影したコスプレ彼女さんは200名以上！
ぶっちゃけ、いつになることやら・・・・。


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