今回、日帰りという短い時間ではありますがフィギュアの祭典
゛ワールドホビーフェスティバル゛・兵庫のオタク街゛三ノ宮゛・大阪のオタクの
聖地゛日本橋゛を回り、関西のオタク事情を垣間見ることが出来ました。
と、いうことでこの記事では、関東圏と関西圏のオタク事情を比較しながら簡単に
考察してみたい!と、思います。(単純に旅行の感想文です)
まず、ワールドホビーフェスティバル(以降、WHFと略します)から。
東京のWHFの開催地といえば、お台場にあるオタクの聖地゛東京国際展示場こと、
ビックサイト゛ですが、神戸で開催されたWHFが開催された場所は、神戸
ポートアイランドにある゛神戸国際展示場゛でした。偶然か、はたまた必然か、
それとも作為的な狙いなのか、両会場の立地条件で類似点が多いことに気付きました。
類似点
・どちらも海に面した島にある
・どちらも国際展示場
・移動手段が一緒
・オタクの聖地が近い
まるで、サッカーワールドカップ90年イタリア大会で、イングランドの
フーリガン(暴力的なサポーター)の行動を制限するために、イングランド代表の
試合をシチリア島で行ったように、オタクの行動を制限するために移動手段が
限定されるお台場や神戸ポートアイランドが選ばれている、と考えられます。
(考えすぎです)
実際、WHF神戸で感じたことですが、下記にまとめてみました。
・思ったほど会場が広くない
・男性比率が異常に高い、だいたい男30:女1ぐらいに感じた
(東京は、10:1ぐらい)
・人目でオタクとわかる方が多い
・開場前の並ぶ人の数が以外に少ない
・カメラで持ってフィギュアを撮影する人が少ない
・カメラを持ってる人でデジカメ使用率が高い
・アウェイの参加が少ない
・会場の占有率がフィギュアメーカー3/4、玩具販売ショップ1/4と
ショップの割合が高い
・コスプレイヤーがほとんどいない
WHF会場
と、WHFではまだまだアウェイの方ののオタクへの理解度が低いように
感じました。と、いうのも近年、フィギュア好きへのアウェイのプレッシャーは、
大幅に和らいだように感じます。フィギュアの出来や低価格化がアウェイが
購入するハードルを下げた結果、アウェイとオタクの境界線がマーブルして
きていると思います。しかし、関西では、そのハードルは高いままなのかも
しれませんね。
それと、あまりにもコスプレが少なすぎ。数人いらっしゃたんですがカメラを
持った方は、普通にスルー。全然、撮影する気配がありませんでした。
お次は、オタク街”三ノ宮”を考察します。
三ノ宮のオタク街と呼ばれる場所は、JR三ノ宮駅西口から西へ向かうと
”センタープラザ”という雑貨・服飾など、あらゆる種類の店舗が集まる
建物があります。そのセンタープラザの3階より上の階には、アニメイト・
メロンブックス・コトブキヤ・とらのあななど。オタショップが多く点在し、
他にもレンタルケース屋などもあります。ま、てっとりばやくいえば、
”中野ブロードウェイの関西版”といえばしっくりきますね。
三ノ宮オタク街も感じたことを、下記にまとめてみました。
・オタク・アウェイの垣根が感じられない
・普通に小学生とかがうろついている
・本当にふつうのおっさんがオタショップに入っていく
・腐女子のにおいがする(なんとなくです)
・ゲーセンのUFOキャッチャーの商品に非公式なモノが多い(ジッポにらき☆すたの絵が付いたモノとか・・)
・ゲーセンが普通に暗い
センタープラザ西館3階入口
ハルヒとらき☆すたの非公式グッズ
と、WHFの会場のすぐそばなのに客層が全然、違うように感じました。
子供から大人まで、男女関係なく普通にオタショップに入っていく姿は、
秋葉原の街でいう”アウェイ”と分類されるようなオタクを間違った方向で
理解した人たちとは違う方々のようで、本当にオタクとの垣根が低いように
感じました。フィギュアだけがハードルが高いのかも・・・。
ま、でも本当に”中野ブロードウェイ”と同じ感じがしました。
最後に関西のオタクの聖地”日本橋(にっぽんばし)”です。
関西に足を運んだ際に何回か日本橋へ足を運ぶたびに思うのですが交通が
不便!!JR大阪駅を基点として動くためかもしれませんが、乗り換え2回する
うえ1駅だけの移動を繰り返すのは、本当にめんどい。もっと、簡単にいける方法
無いんですかね?
しかも、毎回、間違って日本橋駅を目指してしまう。実際は、恵美須駅に下りないと
オタショップが集まる街に近くない。まったくめんどくさい。
では、日本橋で感じた事です。
・キャベツ焼き、うまい、安い、買いやすい。100円ってなに?安すぎない?
・焼きそば、100円。100円?
・日曜なのに歩行者天国じゃない
・痛車が停まる駐車場、本当に停まってた
・秋葉原みたいに自由な人がいない
・表通りが道が狭くて歩きづらい
・アキバと違って面白いPOPが少ない(PCショップイオシスは別)
・海外のアダルトビデオが簡単に手に入る
・東京で見かけたメイド喫茶?があった
間違って降りた日本橋駅
キャベツ焼き
日本橋の街並
駐車場にあった痛車
アフィリア学園の日本橋店みたいです。
と、一番気になったのが食べ物が安いこと。もちろん、量は少ないけどおやつ感覚で
屋台フードが食べられる。秋葉原で歩きながら食べるものといえば、ドネル・ケバブで
普通サイズで500円もする。とてもおやつ感覚で食べられるものじゃないっすね。
そこは、少しうらやましいと思いました。
それと秋葉原が特殊すぎるのでしょうが、自由に振舞う方がいない。奇抜なファッションや
アーティスト系がいるわけでもなく、パフォーマーがいるわけでもない。そういう楽しみ
と言う面では、秋葉原が特殊すぎる街なんだと実感しました。
メイドさんがチラシを配る姿は一緒ですが、カメラで彼女たちを撮影する方はまったく
いらっしゃらなかった。やはり、関東と関西の文化は違うんですね。
あと、ガノタとしてやはり巡礼しなきゃならない場所、それは
ガンダム専門店「GUNDAM’S」
です。
いやはや、扱う商品がガンダムオンリー。実に男らしい店です。店内は、最新の
ガンダムダブルオーの商品を多く扱っていました。そんな中、この「GUNDAM’S」
ではアルバイトを募集しており、こんな人材を探してるようです。
ランバ・ラルの「体力」
はっきりいって体力勝負の仕事です
ブライト・ノアの「耐力」
はっきりいって忙しい時はかなり忙しいです
クルル曹長の「実験精神」
はっきりいって自分流に売り場を変えてみたい人大歓迎です
だ、そうです。
体力と実験精神は、あるんですけど現代っ子なんで耐力がありません。
この仕事、向いてるとおもったんだけどなーー。
と、本当にいろいろな体験がこの大阪・神戸の旅で出来ました。日帰りでも
十分楽しめるんだなー。また、長期休暇が取れたら大阪に行ってみたいと
思います。
なんか、大きなイベントが大阪であればいいんだけど・・・。
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