真夜中、寒空の下、一人の酔っ払った老人に舞い降りた天使

ありのまま今、起こったことを話すぜ！

ちょいと、今しがた(2009年12月6日深夜)ブログ更新していたら、夕飯食っていないことに気付いて
ちょっとコンビニに簡単に食えるもんを買いに行ったんですけど、コンビニ行く途中の道で、街燈も
当たらない道の端に3人の影が。
近づいて見ると、中年男性一人、若い女性が一人、そして壁に向かって座り込んでいる一人の老人
を発見。
なんか様子が変だったので、状況を把握の為に若い女性に確認。
聞いて見ると、老人が転んだ勢いで駐車場を囲う鉄格子？の間に腕をつっこんでしまい、腕が抜け
なくなったとのこと。若い女性は、甲斐甲斐しく老人の寒くないか？どこに住んでる？お名前は？
どこか痛くないですか？と質問して、老人の身体を心配されていました。(もちろん、お二人は
ただの通りすがり)
中年男性のほうは、一応、鉄格子から腕が抜けないか？試した結果、老人が痛い！というので、
やむなく、電話で警察を携帯電話で呼んでいた。

そんな状況を聞いた私の選択コマンドには、スルーしてコンビニへ or 一緒に老人を助ける！の
二択しかなかったのですが・・・・・。　


と、選択コマンドを選択した時、ふと若い女性の顔が目の前に・・・・・かっ、かわいい！
選択コマンドが選択でなくなった瞬間。メガネをかけ、見るからして優しいそうな都会では会えない
であろう天使！
(ぶっちゃけ、さすがに困ってる人がいるのに無視することができないんで、普通に老人救出の
助けをしたんですけどね)

で、老人が腕を挟まれたという鉄格子の状況を確認して見ると・・・。

　　　　　肘
鉄　腕　鉄　腕　鉄
　　手　　　　腕
（わかりますかね？）
って、どうやってつっこんだらそんな風に挟まるんだ？って感じで。つか、老人に気付いたのが
老人が酒を飲んで酔っ払っていること。そして、鉄と鉄の幅の広さ。普通に腕、取れね？

と、ここで一挙に酔っ払った老人の行動が怪しくなった！(・∀・)ｼﾞｻｸｼﾞｴﾝｼﾞｬﾈ?

とりあえず、「痛いとこありますか？」と聞いて見ると老人、無視。で、若い女性が「痛いとこあります
か？」って聞くと「ここらへんが痛い」と、二の腕を指す。
（おいっ、なんで俺の質問は無視で、若い女性には答える！）
で、怪しさ満点になり、挟まれている鉄と腕の間に手を入れてみると普通に空間が空いてる・・・。
抜けなくなるような鉄が食い込んでるような場所はまったくない。

で、鉄と腕の間に腕を入れて、少しずつ腕を抜いて見る事を試みようとしたら、急に老人の腕に
力が入る。もう、ここでほぼ確信。(・∀・)ｼﾞｻｸｼﾞｴﾝ
とはいえ、単純に判断できないので、私も疑いながらも老人が寒くないように着ていた上着を
掛けたり、できうる限りのことをして警察を待つ。

その間も若い女性は甲斐甲斐しく、老人の心配をしていて、びっくりするほど真剣に心配して
いる・・・、やばい惚れそうだ・・・・。

で、そうこうしている間に警察と救急車、消防車が登場！(中年男性が鉄格子を切らないと
ダメそうだから、切断機を持ってきて、と通報していたから消防車も登場)

で、屈強な消防士が挟めている鉄格子を掴むとグイッ、とあっさりと鉄格子を曲げて腕が
普通以上に取れるぐらい幅を開けてくれる。ところが老人は、「痛い」を連呼して抜こうとしない。

その後、無事、老人は救出されて救急士の方が老人の容態を確認したところ、老人には
転んだらしきところが青くなってる(挟まってたところではない)だけで、老人が痛い！と主張
していた場所は、無傷。
で、最終的に、救急車の中で警察・消防が老人に聴取した結果、「酔っ払って、腕が抜けない
と勘違い。一応、救急車に乗せて行こうとするも老人拒否。」ってことで、無事？真夜中の
静かな街を騒がしただけで終了・・・。

通報した中年男性と若い女性が警察官から一応、連絡先などの事情聴取をしていたんですが、
もう、俺の中で若い女性に・・・・。(事情聴取で、お名前・住所を口頭でかたっておられたが、
さすがに住所は聞かないように・・・・。名前は、心に刻んでしまったッス。ごめん)
若い女性から「お手伝いしていただき、本当にありがとうございました。」とお礼を言われた。
疑いながら老人を救おうとしていた汚い心が痛い・・・・。
マジか？こんな、やさしすぐる女性が本当に東京に住んでいるのか？って感じッス。


・・・・・。まぁ、その後、お友達になるなんてことはなく、普通にコンビニに行ったんですけどね・・・。
はぁ、これが出会いって奴か！チャンスを活かせないのがオタなんだろうな｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡