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2009年5月25日(水) 長居スタジアム 日本 4-0 チリ

ワールドカップ南アフリカ大会まで、あと1歩。
その一歩を踏む締める為に迎えるウズベキスタン戦を前の準備の為に対戦することになった
南米の雄・チリ代表。
チリ代表と言えば、つい最近まで現役だった(まだ現役かな?)マルセロ・サラスとイバン・
サモラーノですが、近年のチリは多くのタレントを欧州に輩出しており、有名どころでいえば
ダビド・ピサロやマルク・ゴンザレス、ルイス・ヒメネス、WCCF的にはクラウディオ・
マルドナードにアレクシス・サンチェスですね。私的には今回のチリ代表来日に大きな注目を
していた選手が二人。DFのアルベルト・ビダルとチリ代表のエース・ウンベルト・スアソ。
スアソは来日するだろう?と思っていたのですが、いつの間にチリ国内からメキシコのクラブ
に移籍していたみたいで、やっぱり来日せず・・・・。私の知ってる選手は、ゴンサロ・ハラ
ぐらい。(前のキリンカップで名前が珍しかったから覚えた)スアソ見たかったなぁー。

と、チリ代表に個人的に見たい選手はいなかったものの、チリ代表は親善試合でも手を抜かない
以前、対戦したときも親善試合とは思えないほど、中盤から激しく厳しいプレスで日本にまとも
にサッカーをさせていませんでした。今回もタレントはいなくても、かなりの好試合、という
よりもチリ代表が真剣にプレスを掛けてくるために、日本らしいサッカーが出来ず、いつもどおり
”課題が浮き彫り”になってスコアレスドローかなぁ?と思っていたのですが・・・・。

ということで、熱く・ウザク・真剣にチリ戦の感想を書きます。
 



今回のキリンカップに召集された日本代表で否が応でも注目すべき選手は、3人

オランダで2部リーグながらMVPを獲得し、チャンスメーカーからセカンドトップという新たな
能力を身に着けた本田圭佑とCBの人材不足で大きな期待と共に召集された期待の”調子乗り世代”
の筆頭・槙野、そして浦和の若きアタッカー・18歳の山田直。

残念ながらスタメン起用されたのは、本田だけでしたが・・・・。(まぁ、岡ちゃんが初召集を
大量投入なんてないだろうけど・・・。)

さて、試合ですが
試合序盤はやはりチリのハーフウェアラインあたりからの激しいプレスと両サイド突いて来る
攻撃に手を焼く日本。
激しいプレスと執拗なサイドアタックに思うようにプレイできない日本は、高い位置からの
プレスとラインの裏を狙ってくるチリに対し、ラインを高く保ち続けることで対抗。
拮抗する試合が動いたのは、オランダから大きく成長して帰ってきたレフティーモンスター2世・
本田圭佑。バイタルエリアでボールを受けるとシュートコースを作る為に左に流れ、強烈な
左足のミドルシュート放つ!これをチリ代表のGKがリフレクト、しかしそのこぼれ球に岡崎が
詰めて、先制点!(いやー、あの場面、日本ならフリーでもふかして外すシーンが多いんで、
祈りながら観てましたよー)

先制点を奪って以降、日本代表のプレスにある変化が見える。前線からプレスを無闇に掛けて
いたのに対し、ボールを奪える好機と見るや人数を掛けてボール狩りをはじめ、プレスのON/OFF
がしっかりできているように見えた。

また、先制点のキッカケを作った本田も今までの岡田体制に見受けられなかったフィジカルを
つかったボールキープでリズムを作り、鋭いパスでチャンスを作っていたし、なにより多くの
場面でゴール前に詰める動きを見せ、ゴールへの意識の高さをあからさまに見せてくれていた。
(これだよね!ポジションがどこであれ、ゴール前に詰める意識)そして、この試合、もっともサプライズ
な動きを見せていたのがキャプテン・中澤。普段なら
流れの中ではボール回し以外ではハーフウェアラインを越えて攻撃に参加することはなく、
ゴール前で大きな壁となっているのですが、この試合では絶妙な攻撃参加でシュートまで持って
行くシーンも見られ、中澤に大きな成長の伸びしろがあることを実感しました。
そして、2点目もその中澤の攻撃参加から絶妙なパスから岡崎の素晴らしいトラップでチリゴールを
陥れる。
2点差をつけて、チリも思ったほど攻撃に出ず、また日本のお家芸から阿部がヘッドで決めて3点差。

玉田が地球を蹴ってしまい負傷の疑いがあり、期待の山田が登場!
総評的には、山田直輝はポジショニングミスや連携ミスが目に付いたけど、若さらしいチャレンジも
多かった。数少ないながらも輝くプレイがあった。たしかにこの舞台で物怖じせず、なにより攻撃の
流れの中で”流れを読む”プレイを見せ、将来性を感じれたと思う。

後半に入り、徐々に選手を交代して機能不全がはじまってしまい、チリ代表も徐々に正確なプレイと
雑なプレイを繰り返すようになる。(さすがのチリも前半ほどのプレスが掛けられなくなり、連動性が
なくなっていった)

最後に我らが矢野の真骨頂であるしつこいチェイスとボールに絡もうとする執念からボールをかきだし、
山田に繫ぎ、山田が冷静に右サイドに流し本田がテクニカルなシュートでゴールを奪い取り、南米の
雄・チリを零封し久しぶりに内容のある勝利を得ることが出来ました。

この試合出の収穫は、やはり本田圭佑。
本田のゴールへの意識の高さは、今までの日本にないもので、また中田英寿以来、中盤でフィジカル
を利用した力強いボールキープができるプレイヤーが生まれたのは大きい。これは、本田のフィジカル
が通用する限り、つねにスペースメイクを意識したパス回しをしなければならなかった日本に強引に
ボールを前線に持っていける力が生まれたことを意味すると思う。
また、矢野がある程度の結果を残したのも収穫であると思う(アルビサポとしてではなく)。最後の得点は、
日本が苦手としていたロングボールからの得点であり、ロングボールのターゲットとなっていたのが
矢野であった。たしかにロングボールに対し、競り合いで完璧なマイボールとは行かないものの、イーブン
ボールにすることで、ワントップを採用する日本においてセカンドボールを拾える人数が揃っており、
また矢野自身が前を向いた時のスピードが活きる(こんかいの例もそう)場面ができる。
また、矢野がほかのワントップ同様、サイドに流れてプレイすること、スピードに乗った攻撃が可能な
ことを考えれば、十分に日本の攻撃のオプションとして機能すると考えられる。
そして、もう一つ収穫を見つけるならば、”俊輔不在での完勝”でしょう。日本のチャンスの大半は、
俊輔の左足から生まれており、攻撃は俊輔頼みとなっていた。しかし、この試合では本田・憲剛・
駒キチとあらゆるところからチャンスメイクができており、また中澤の凶行wから見て取れるように
俊輔不在を埋めようとする意識がこの日の攻撃を司っていたのかもしれない。


また、この試合で見れた課題をあげるとすると
執拗なサイドアタックに対し、きちんとしたセーフティな対応がほとんど見れなかったこと。チリの数多く
のチャンスは、サイドから生まれており、止めるのが難しいプレイをのぞけばサイドバックが後手後手に
回った結果だったように思える。駒野にしろ、今野にしろ、守備をベースにした選手がもう少し、セーフティ
な対応を見せなければ、いずれ精神的な綻びを生みかねない。
もう一つは、やはりプレスが掛けられなくなったチリに対し、ゲームを支配できなかったことは追求しない
といけない。毎回の話だけど、相手の勢いに同期したサッカーを展開する日本の悪癖はこの試合でも
見れた。相手のスタミナ切れでリスクマネジメント優先のサッカーはあまりいただけない。もう少し、
ゲームを決めるリスクを高めに設定して欲しいと思う。


と、なんにしてもウズベキスタン戦を含めたアジア最終予選に向けて、素晴らしい準備ができそうです。

とりあえず、寝ます。これからCL決勝あるし♪ 


[関連記事]
アジア最終予選 日本VSバーレーン 速報評
アジア最終予選 日本VSオーストラリア 速報評
アジアカップ最終予選 日本VSイエメン ぬる速報評
アジア最終予選 カタールVS日本 速報評
キリンチャレンジカップ2008 日本VSシリア 速報評
 

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コメント
無題
たwまwだw
CL、やっぱイニエスタが輝いてる時は強いなぁ(後半は・・・どうなることやら・・・)
【2009/05/28 04:46】 NAME[ロッソネロ] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
イニエスタ・・・・・ここまでとは・・・・。
前線にテヴェス入れて、ハードワークできるんで、少しは改善される
かも・・・。
【2009/05/28 05:02】


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