山形県知事選の決め手は、モンテディオ山形？

来季よりJ1リーグに参入してくる最北のJ1クラブとなるモンテディオ山形で、ちょっと面白いことが
起きているみたいです。


現在、山形では県知事選が繰り広げられており、2人の立候補者・現職の斎藤弘氏と新人の吉村
美栄子氏がモンテディオ山形のサポータの票を狙って、熱いアピール合戦をしているみたい。

今季、J2リーグを2位で終了し、めでたくJ1に昇格し、来季は我らがアルビと対戦することになる
モンテディオ山形ですが、昇格したとはいえどうも前途多難のようで、新規昇格クラブが必ず受ける
昇格景気に沸いているものの、入場観客数に反映できないのでは？という不安が見え隠れして
いるみたい。今季、昇格レースで熱い試合をしたにもかかわらず、ホーム入場者数に反映があまり
なく、来季に向けてどのように入場者数を増やすか？また、山形県民にサッカーを理解してもらう
か？と言う課題があるみたい。

そんな、モンテディオ山形のサポーターたちの持つ投票権をめぐって熱い戦いが繰り広げられて
いるみたい。










なんでも現職の斉藤氏は、昇格が期待されたＪ２山形―熊本戦でスタンド観戦し、「Ｊ１昇格後の
ことは、わたしと（協会の）海保宣生理事長にお任せください」という、モンテディオ山形支援を
確約するコメントを残し、サポーターたちからヒロシコールを受けたそうです。

もう一人の候補者である吉村氏は、サポーター歴は長く、年間チケットを購入するほどの熱血ぶり。
集会で配ったリーフレットにもユニホーム姿の写真を使っているぐらいにモンテディオ山形に傾倒
しているらしい。

吉村氏からしたら、「私のほうがモンテディオ山形を愛している！！」って感じなんだろう。実際、
山形－熊本戦で斉藤氏はスタンドにある貴賓室から観戦したのに対し、吉村氏はサポーター席
で応援していたみたい。
斉藤氏がモンテディオ山形の昇格景気を利用しようとしているのはみえみえだけど、吉村氏が
本当にサポーターなの？ってのは、県外の人間には真偽のほどはわからないけど、山形サポも
どっちがモンテディオ山形のためになるか、わかっているんでしょう。

と、このニュースを観て面白いって思った以上に、日本でもサッカーが政治に影響してしまうんだ、
と思って少しうれしくなりました。決して、サッカーで政治を語ることを正当化するつもりはないの
ですが、世界にはサッカーが好きすぎて政治よりサッカーって政治家もいるみたいで、サッカー
の魅力ってすごいなぁー、と思っていたのですが日本でもサッカーが政治に影響を及ぼすっての
は、なんかうれしいわけで・・・・。

ちなみに、モンテディオ山形は来季、ホームゲームで負けたら県内のホテルに宿泊した場合、
ホテル代を3000円も割引すると言う集客作戦を計画しているみたいです。
かなり、面白い計画だし、実際に行きたいとも思っています。


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