キャプテン翼、ヤンジャンで新章突入！でも、いつもどおり期待薄っ！

なんだろう？うれしいはずなのに、こんなに残念な気持ちに満たされるのは・・・・・。


高橋陽一氏が描くサッカーマンガ「キャプテン翼」は、私にとってなんだかんだいってもサッカー
オタクとしての原点です。
無印と言われる南葛小学校からジュニアユースまで描いた物語は、まだ小学生だった私の
サッカーへの興味をおもいきっり間違った方向へ向かわせてくれました。
以降、WYやらROAD TO 2002　やらGOLDEN-23など、キャプテン翼自体も問題作を連発し、
そのたび、打ち切りのような形で無理やり連載が終わっていました。

そんな、新連載→打ち切りを繰り返し、迷走を続けるキャプテン翼の新章がヤングジャンプで
”新連載”として、再び迷走を始めました。









 

しかし、高橋陽一氏は無印を描いてころは、サッカーをルールやそのスポーツの特性を知らずに
描いたからこそ、アレだけ面白いマンガを書けたと思うのですが、キャプ翼が日本サッカーに多大
な影響を与え、また高橋陽一氏がマンガ業界と比べ、サッカー界で見分不相応に近い地位を得る
と共にキャプテン翼の迷走が始まってしまったように感じます。
無駄にサッカー知識をつけ、下手にリアルサッカーを取上げ、また覚えたての知識を披露したい
低レベルな知能から繰り出されるプロになったキャプ翼作品、はっきりいって見ていて駄作に
近いです。
選手の戦いを絵でなく、言葉でそのプレイの凄さを語り出すなど、すでに漫画家としての実力の底
も露呈している高橋陽一氏。あれだけの魅力溢れるキャラクターを無駄遣いしながら、最終的に
大空翼最高！に持っていく物語の展開能力の低さ。

しかし、コレだけ批判する言葉が次々と出てくるのに、何故か？キャプ翼を見ずにいられない。
これは、いわゆるツンデレ現象？キャプ翼世代で何人、今のキャプ翼を観ている人がいるの
だろう。いつか、本当におもしろいキャプテン翼が戻ってくる、と願っている人はいるのだろうか？


ということで、今回、ヤングジャンプで連載が開始された「キャプテン翼　海外激闘編　日いづる国
のジョカトーレ」を残念なレビューをします。


”日いづる国のジョカトーレ”ということで、今回の主人公はどうやら、セリエB・セリエCでプレイして
いる3人の日本人、葵新吾・赤井止矢・日向小次郎を中心に描くみたいです。













なんか、あいも変わらず、”サッカーをバカにしてんの？”と挑発するかのようなスーパープレイを
いとも簡単に描く。
「つ、強くて」「は・・・はやい」、なんだこのセリフは・・・・。本当にこの人のマンガの書き方とかセリフ
って、天然記念物並みに古いですよね。













なんか、キャラそれぞれのやりとりもなんか、つまらない。自己主張マンガって感じですね。悪くは
ないけど・・・・・。










日本サッカー協会だって認めているマンガなのに、ものすごく間違った鍛え方をする日向。
体のバランスを鍛える為に体に鎖を巻いて、ランニングをする。アフォか。本当にアフォなのか？？
なんか、海外でがんばるサッカー選手は実は、こんな過ごし方をしてるんだぜ？って高橋陽一氏
なりの妄想が爆発してるような・・・・。













で、やっと大空翼以外のサブキャラにスポットが当たった今回の新章。あまりにも展開が速いという
か、いきなりリーグ最終節・日向VS葵。
なんか、またgdgdｂな試合展開が待っているだろうなぁー。FW同士の対決だから、またとんでもない
点数で試合が進んでいくんだろうなぁ











と、とうとうキャプ翼ファンをガッカリさせる新章が始まってしまいました。
ぶっちゃけ、高橋陽一氏もキャプ翼しか売れたマンガないのわかるけど、富野みたいにガンダムを
バンダイとかに任せたみたいに、他の作家にキャプ翼、描かせてみたら？絶対に面白いマンガ
かけると思うのに。
少なくとも、魅力溢れるサブキャラたちをもっと、有効活用してくれるよ。

はぁ、もう少し、まともなマンガ描いて欲しいなぁー。ギャイキリとか見習って欲しいよ。




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