オリンピック最終予選 サウジアラビア - 日本 のっぺり速報評

９月８日(日)ダンマン　サウジアラビア　0　-　0　日本

昨日はA代表、本日はオリンピック代表と連日で朝早くっていうか真夜中
ですけど、テレビ観戦です。

数時間前にカタール対ベトナムが引き分けるという、速報を聞きこのグループの
これからの戦いが相当、困難になると不安になってしまいました。

サウジアラビアのホームでの戦いとなった今日のスタメンは、平山が外れるという
サプライズ？がありましたが、その平山にかわりユース世代のデカモリシが起用され、
右ウィングバックで内田も起用。１トップとディフェンシブな戦い、またサウジが
攻勢に出てくるとなれば、敵の陣内にスペースが多くなると考えれば、機動力の
優れるデカモリシを起用するのでは、と考えてはいましたけど・・・。

前半の日本は、予想通り前線にデカモリシを置き、水野・家長が２シャドーとして
フォローし、残りの７人が引き気味でスペースを埋めるという戦い。しかし、サウジ
アラビアの戦いが少し予想外で中盤から圧力をかけて、ボール奪って個人技で打開
するような戦い方をするかと思ったら、DFラインでゆっくりボールを回し機を見て
個人技で打開し、守備時はかなり引き気味で戦うという、閉鎖的な戦いが展開され
ました。

気付いたんですが今回の主審、アジアカップ０４準決勝のヨルダン戦、PKのサイド
の変更を指示した主審ですよね？顔にインパクトがある。

前半は、森島の体を張ったポストプレイ、家長のタメを作るドリブル、内田の走りこみ
で少ないながらも形がちゃんとできたカウンターを仕掛け、決定機を作るもＧＫの
ファインセーブ(ＧＫを褒めるべき)で防がれる。お互い決定機を作りながらも辛抱
強く戦い後半へ。

後半に日本は、柏木を後半頭から投入し、森島・家長の２トップ気味に。鍔迫り合い
しながらお互い中盤からゲームを作る戦いになりました。柏木が入り、ワンタッチ
プレイからチャンスを作れるようになるが、サウジアラビアも個人技でチャンスを
作る。そんな中、サウジアラビアのイエローカード２枚で退場者が出ました。
これにより日本の攻勢が強まるものの、あと２歩足りない。サウジアラビアは、
リスクを犯さず、単独突破からチャンスをつくり日本を脅かすも、安定した守備
が素晴らしい仕事を疲労してました。

結果としては、引き分けとなりましたが、ライバルからアウェイで勝ち点１をＧＥＴ．
内容も十分評価できたと思います。特に、０点に抑えてた守備陣と森島・家長の
攻撃ユニットは、いい内容を出したと思います。

ただ、やはりというか平山が後半４０分、ここがヤマ場で出場となりましたが、
私がぬるい目で見た感想ですが、流れを読めないというのはＦＷにとって、武器
となります。しかし、流れを潰すＦＷは、まったく必要がない！！最後の攻撃で
オフサイドになったプレイもそうですが、最後のピンチを作ったのは平山の
チープなタックルから招きました。もちろん、早く攻撃につなげたい、最後まで
ボールに食らい付くプレイは、必要です。しかし、あそこであのファウルは
いただけない。結果だけ見れば、チャンス0・ピンチ"１"というのが平山のプレイ
の結果です。今日の試合で森島のプレイがどうだったか？それを平山自身が
考え、奮起を願いたいです。

最後にやはり、今日の勝ち点１は、ある程度の評価は出来ると思います。もちろん、
相手が１０人で勝てないのか？厳しい意見も出ると思いますが、相手が１０人だから
こそ、ライバルのアウェイでリスクを最低限に勝ち点１を得る戦いもある、と思い
ます。最高が勝ち点３なら、その次は、光明の見える勝ち点１で評価しておきたい
、と思います。

皆さん、１２日が大きな分岐点になります。ここで勝てば、北京が見える可能性が
あります。平日ですが、日本のためにみんなで国立に行き、大きな声で声援を
送りましょう！応援こそが僕たちが出来る唯一のサポートです。

よろしくお願いします！！