セビージャ所属、プエルタ選手死去に伴うサッカー界のいい話

先日、リーガエスパニョーラのセビージャに所属するアントニオ・プエルタ選手が
心臓発作で亡くなるというスペインサッカー界のみならず、全世界のサッカーファン
に悲しいニュースが流れました。

私自身、セリエ好きなため、リーガはあまり見る機会がありませんでした。しかし、
運良くというか、たまたま去年のUEFAカップ準決勝をもちろんテレビですが見ていました。
私個人は、彼のプレイはあまり印象に残っておらず、彼が素晴らしいゴールをあげた
ことだけが記憶に残っていました。



聞けば、スペイン代表としても１試合出場しており、スピードのある将来有望な左SB
だそうです。しかも、近々、子供が生まれる予定だったとか・・・・。本当にスペイン代表
だけじゃなく、惜しい選手をサッカーファンすべてが失ったんだ、と思います。

私が愛読する「WORLD　SOCCER　MAGZINE」の９／６号の今季のセビージャの
スタメンにしっかり、紹介されていました。

そのプエルタ選手の死にドイツのシャルケ０４があるメッセージを地元紙などに掲載
したというニュースを知りました。ニュースは、こちら。

シャルケ０４は、去年UEFAカップ準決勝で対戦したチームです。前述したとおり、
ちょうど私が見たUEFAカップ準決勝です。敗戦したチームが、ましてや敗戦を
決定付けた決勝ゴールをあげたプエルタ選手の死に哀悼のメッセージを表明する。
心無い人は、”奇麗事”とか商業狙いのメッセージとか言われるかもしれませんが、
サッカー界はこういう、ハートに来る行動を往々にして行われます。私は、こういう
ハートフルなニュースは、大好きです。感動します。

シャルケが発表したメッセージにこういうフレーズがあります。
｢サッカーの試合より大切なことがたくさんある｣
サッカーをビジネスと考える多くのクラブに学んで欲しい一言です。
本当に。

最後にプエルタ選手の哀悼の意を込めて、「お疲れ様」。