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アキバ・サッカー・ガンダムをぬるヲタがのっぺりするブログ
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2009年6月6日(土)  日本 1-0 ウズベキスタン


我らが日本代表が2010年に開催されるワールドカップ南アフリカ大会の出場権を獲得できました!

ピッチに立った選手、ベンチから支えた、叫んだ選手たち、選手たちをサポートした日本代表のスタッフ、
日本協会のみなさん、遠い地まで日本代表の背中を後押しする為に集ったサポーターのみなさん、
日本から遠い空に向けて声を届けたサポーターのみなさん、すべての人々にありがとうございます。

再び、この選手たちで、この日本を代表し、我々サッカーファミリーの代表として、誇りを持って世界
の舞台に挑戦できることが、本当にうれしいです。
このアジアの片隅の小さな島国のサッカーが世界に向けて、何かを発信することのできる数少ない
大舞台。ワールドカップは、やっぱりサッカー好きにとって本当に、本当に夢の舞台です。世界の壁
は大きいし、サッカーの歴史に比べれば日本のサッカーの歴史なんて、比較に値しないでしょう。
でも、我々日本サッカーを応援する人間は、そのあまりにも高い壁に対し、一歩一歩、小さな声を
届け、小さな想いを託し、世界の壁に向けて大きな一歩を刻めるように共に歩いています。
その大きな一歩を踏み出すための挑戦権を獲得できました。

本当にうれしいです。涙腺がもろいので、泣かないようにしたんですけど、あまりにもきわどい試合
だったので、普通に泣いちゃいました。(ここで泣いちゃダメってわかってんですけどね)


ホントにこの試合、審判のクズっぷりもありますが、やはり国の人々の夢を背負うウズベキスタンの
選手たちの気合と必死さがこの試合を難しくしていたのは、間違いないと思います。
戦前、ワールドカップ出場に向けて3位を狙うウズベキスタンに対し、少なからず日本代表との力量
の差に安心感が少なからずありました。でも、これはワールドカップをという夢舞台を得るための
戦いであることを試合開始のホイッスルと共に気付かされました。テクニックとか戦術で戦うのが
ワールドカップ予選ではなく、歴史・想い、そして戦う気持ちが勝利を勝ち獲ることができる、と。
勝つ為なら、許されることはなんでもすべてやる!そういう気持ちでウズベキスタンは、試合前、
スタジアム準備、試合中、できることをすべてやり、3位確保の為に日本のワールドカップ出場に
立ちふさがってきました!

結果は、1-0ですが、この試合、本当に心を突き動かされるような素晴らしい試合を見せてくれました。

岡崎は、日本サッカーファンが待ち望んだ日本らしいストライカーなのかもしれません。あのゴール、
至近距離でリフレクトしかできなかったGK、だからこそリフレクトしたボールが自分の前にこぼれて
くるのストライカーとしての運という資質。それを感じます。ぶっちゃけ、ゴンちゃんがダブりました。

大久保は、オフサイド(誤審)でしが間違いなくウズベキスタンを沈めていたはずのゴールを奪って
いました。それに終始、苦しい展開の中、中盤に下がっての守備、セカンドボールを拾われウズベク
ゲームとなっていた中、流れを変えるために強引にシュートを打つチャレンジをしていました。

俊輔は、やっぱり日本代表の10番を背負うにふさわしい選手です。俊輔が代表デビューした頃や
日韓の頃のプレイを知っている人は、彼があんなに泥臭く、ピッチに転がり、必死に足を伸ばし、
動かない足でスペースを埋める姿を想像できなかったと思います。テクニックのある選手が、
エースと呼ばれる選手が攻守で、ここ一番の仕事をする、他の選手が刺激を受けないはずが
ない。

憲剛は、憲剛システムは前半の序盤こそ機能しましたが、ウズベクが前線・中盤に鬼気迫るプレス
を掛けると、戦術を越えた戦いに成り、その”戦い”に巻き込まれるように憲剛の存在も消えてしま
いました。しかし、試合を決めた前半序盤の岡崎のゴールをアシストしたのは、やはり憲剛の
前を向いた時の推進力が相手DFラインをさがらせたからこそ。

長谷部は、私の中でこの試合のMVP。試合終盤、映画の演出家にジョブチェンジした審判に
一発レッドという演出を受けてしまいましたが、圧倒的にボールを支配される中、スペースを
埋める動き、ボールホルダーへのプレスで前を塞ぐDF、そしてボールがつなげない中、
状況を打開するためのドリブル。押し込まれた試合で、日本に少しでも攻撃へ足がかりを探し
続け、また失点のリスクを減らし続けていた。

遠藤は、憲剛とともにパスサッカーを寸断されるとパスの経由地と化してしまい、危険なパスを
送ることが出来なかった。それでもウズベクの圧倒的なプレスの中でも安定したパスの経由地
として存在し続けた。

闘莉王は、守備では制空権の覇者であり続け、攻撃では中盤にフタを占められた中、フィードで
ウズベクのライン裏を狙い続けた。多少、パスが雑で相手に渡ることもあったがファウルまがいの
チャージを受けながらもパスを出し続けてくれた。

中澤は、守備の中心であり続け、決定的な場面を全て体を張り、魂で、気持ちでウズベクの壁で
あり続けてくれました。ドイツW杯後、彼が引退を撤回してくれたことを本当に本当に良かったと
思います。シドニーオリンピックの時、高さしかなく、ミスの多かったあのDFが日本一のDFに
なり、日本をココまでひっぱてきてくれた。私たちにとっても誇りあるキャプテンです。

長友は、足が止まれば失点に繋がるエースを相手に終始、サイドを上下動し、攻守に多大な貢献
をしていました。特にジェパロフを相手に決してマークを外さず、最後の決定機をつくらせていません
でした。

駒野は、長友同様、足が止り、フォローが少なくなった中盤に少しでも前へボールを押し上げ、
またパスコースがなくなった中盤のフォローにも回り、押し込まれた中で逃げ道をつくってくれて
いました。

楢崎は、この終始支配されたゲームの中で冷静に声を張り、強烈なシュートにも確実なポジショ
ニングと安定したキャッチングで、ウズベクの流れを切ってくれていた。危険なキッカー相手にも
セットプレイでも楢崎の存在が安心感を持って見ることが出来ました。

矢野は、アルビサポとして真の意味で日本サッカーに新潟が後見で来た事が本当にうれしい。
この大一番でスーパーサブとして起用され、ロングボールの競り合いに前線からのプレスに、
しかもシュートを2本も打った。多少、簡単なミスで日本の勢いを削いだ感もあるけど・・・。それでも
新潟が日本サッカーの進歩に貢献できたのがうれしい。

本田は、自分の活かせるプレイができなかったが、”異質”の空気をまとい、緊迫の試合の中で
空気をまったく読まないプレイの数々は、日本にいい影響を与えていたと思う。

阿部は、最後にシュートを選択したシーンが、ハイライト。それでもそのシュートの価値は、あの
場面ではとてつもなく大きかった。


今日の戦いを評価することはできません。
結果が全てです。ウズベキスタンの夢を打ち砕き、我々の想いを背負った日本代表が夢舞台への
チケットを、夢舞台に再び挑戦するためのチケットを獲得してくれた。
中田英寿、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一といった日本の誇る才能を持って挑んだドイツワールド
カップで知った、あまりにも高すぎた世界の壁に、日本の誇りを取り戻すための挑戦のための船出が
やっと始まりました。

今日は、言いたいことだけを書かせてください。
日本に生まれてよかったーー!!!

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コメント
やりましたね!
いやーやはりW杯予選は一筋縄ではいきませんね、私もウズベクはアジアでもスタイル的には欧州寄りなプレーをするので組みしやすい相手と思っていたのですがそうはいかないのがW杯予選ですね。
息をのむ試合展開にいつのまにか正座して観戦してました、

こうしてもう一度世界の舞台に挑戦できることは非常に喜ばしいことですね。代表チーム、それに関わる全ての人たちに『おめでとう』と言いたいです。
本当によくやった。ありがとう!!
【2009/06/07 15:34】 NAME[インテリスタ] WEBLINK[] EDIT[]
Re:やりましたね!
我々、日本サッカーファンはドイツの敗戦から、ただ黙ってひたすら
にわかファンや海外厨の揶揄に耐えるだけの日々でした。
ようやく、再び世界を語り合う時が来ましたね!
【2009/06/07 22:49】


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