北京世代は、失望から学び、成長することができているのか？

北京五輪の失望から立ち直った者、立ち直れない者、そしてなにも変わらない者。あの失望から
何かを学び、何が世界で通用しなかったのか？何が通用したのかを学んだ者、舞台に立てずに
さらに上の舞台を目指す者。

あの失望が日本代表にとって、日本サッカーにとって大いなる財産になることを切に願う一人として
北京世代（五輪に出場しなかった者も含め）が大きく成長する姿をみたい、と思うのがサポーターの
プライドみたいなもんだと思うんですが・・・。そんな中、オランダの二部リーグで奮闘する本田圭佑
のうれしいニュースが飛んできました。

オランダの二部リーグということで、日本では情報を得ること事態難しく、テレビでは取上げてくれま
せん（情熱大陸とかなら取上げてくれるかも）。小さなニュースですが、本田に関するニュースを
見つけました。「本田が冬の移籍市場の「目玉」に」


28日のVVVフェンロの試合でチームの全得点を叩きだし、2-0で勝利してしまいました。

北京五輪以降、日本と自分に足りなかったもの、”得点”と自覚し2部に降格したVVVフェンロで
強烈な意思とエゴによって身に付けようとしているみたいで、チームメイトで生粋のストライカー
と本田自身が認めるカラブロと共にVVVフェンロの攻撃陣を引っ張り、二部リーグの首位を快走
している。

日本では、本田圭佑といえばFKと展開力とキープのあるMFというイメージでしたが、VVVフェンロ
での本田は、”シャドーストライカー”として評価を高め始めているとのこと。その評価と共にゴール数
も増えていて、10番を背負うにふさわしい選手になったみたい。

そして、そんな本田を強豪クラブが注目しているらしく、スカウトも派遣され始めているとの事。
本田に一番、興味を惹いているのが名将ファン・ハール率いるAZ。去年は、不調に終わったBIG3へ
の挑戦者AZでしたが、今季はファン・ハール戦術が効果的に発揮され、不調とはいえBIG3を追い
落す勢い。そんなAZに注目されている本田ですが、この冬での移籍はまったく考えていないとの事。

しかし、もともと本田はオランダ二部リーグの実力ではなかったとはいえ、日本人にとって二部リーグ
からチャレンジすることは、大いに成長できる場だと思う。松井もそうだったが、どこのリーグの二部
もテクニックよりもフィジカル、よりシンプルなサッカーが多く、海外と戦う体力と戦い方を学ぶことが
出来ると思う。

これからも本田の活躍に注目できそうです。
北京五輪で海外で大きく成長する姿は、是非、日本でも見れるようにして欲しいですね。