GIANT KILLING vol.11 レビュー

はい、この記事はごっづの激熱のＵＴ（ウザタイム）突入しちゃってる記事です。うざいんで、軽く
スルーしてください。（ガチンコなんす）

やっぱ、ジャイキリ面白いっすわー。なんで、レビューしてくれるサイトさん少ないんだろう？
サッカー漫画としてももちろんだけど、普通の漫画として見てもかなり、おもしろいに、いっこうに
ジャイキリが話題に！なんて風評が聞こえてこない。
だいたい、サッカーを題材にしたサイトさんがもっと、取り上げてほしいっすよ。サッカーが本当に
好きで、サッカーを一過性の趣味じゃなく、一生モンと腹括ってる人なら絶対に共感するし、なんつーか
サッカーの理想と現実で悩み、考え、楽しんでる人には、求めてるモノがここにあるって感じ、
そのうえ、サッカーを見る上で新しい観点を与えてくれる漫画だとおもうんだけどなぁー。
だからこそ、２Ｄと３Ｄの壁を叩き壊して、熱く・うざく・サッカーへの探求心を叩きつけるようなレビュー
を期待して、探してんですけど・・・・。（俺は、うざくなりすぎて、まともな記事にならんないッス）

つうことで、誰も見てくれないとわかっていながら、私のサッカー愛をぶつける
「ジャイアントキリング １１巻」をレビューします。













前巻から始まった、川崎フロンティア戦。
ＥＵＴの攻守のキーマン、村越とジーノをカード累積と怪我で欠き、重度のチキンな椿にゲーム
キャプテンを任せるという無謀な人選をする達巳。
しかし、案の定、キャプテンのプレッシャーに潰され、川崎のキーマンであるプレイメーカー・八谷を
波に乗せてしまう。













何もかもうまくいかず、何も出来ない自分に問いかけ、自分の中でジャイアントキリングを起こそう
ともがく椿。












やっぱ、椿、いいわー。自分の中でどうしようもない、もがいても、もがいても、直らない自分の嫌
だと思うところ。「俺は、こういう人間だから」って諦めるんじゃなくて、あがいてあがいて、自分で、
自分の中で何かを変えようと努力する姿。主人公で描いてしまうと、ウジウジした展開に読んでる
人がついていけなくなる気がするんですけど、あくまで影の主人公だから長期的な視野で見れる。


もがいて、自分の中で何かを変える為に積極的に仕掛ける椿。












このスピード感のある描き方が好きです。椿のスピードと何かやってくれるような期待感が凄く出て
いて気持ちが煽られる。


椿にポジションを奪われたベテラン堀田。エース・ジーノの欠場により回ってきた代役をそつなく
こなすも、椿にポジションを奪われたことを一過性と考え、自分の成長することを忘れ、ベテラン
であることに甘んじてしまっている自分に気付く。










当初は、監督の求める戦い方に、若井選手たちの踏み台として、また単なるベテランで何かあった
時の穴埋め的なポジションと思っていたんですけど、チームの一員、共に成長の余地を残した
選手の一人である。ピッチに立っている限り、常に成長する事を忘れちゃいけないって事ですね、
わかります。


1点を追い、椿がチームに勢いをつけ、堀田・石神らベテランがチャンスを作り、ついに川崎から
得点を奪う。得点したのは、それまでまったく存在感がなかったベテランストライカー・堺。












やっぱ、この漫画すごいっすわ。普通だったら、得点する選手はちょっと前ぐらいから存在感を
出すように走り込みだったりDFとの競り合いを演じたりするんですけど。ボールを受けるまで、
というよりもこの川崎フロンティア戦にはいってからほとんど描かれていなかった堺が得点を
奪う。リアルなサッカーでも試合中、ほとんどボールに絡まなかったのに得点シーンだけは
ちゃっかり絡んでるFWがいますが、漫画でリアルに描くなんて・・・。


1-2で敗れた川崎フロンティア戦。子供達の目に映るETUの敗因は。












得点を奪った堺を変えて、夏木投入。また、ベテラン中心に組んだスタメンなどを普通に考慮したら、
監督のせいで負けてしまった、私でも思ってしまうかもしれません。ただ、ジャイキリは、読んでる
人にもエクスキューズするような問いかけとも取れる、”負け試合で得るもの”を観ることを描いて
いるのでは？と思ってます。勝った負けただけでなく、その試合でチームが得たものを見る、
違う観点を描いてるような・・・。


札幌戦で3-0とリードするETU。しかし、サポーター集団は、馴れない大量得点に応援に戸惑う。










あぁ、わかります。私、アウェイ専門のアルビサポなんで、今年の開幕戦なんかアルビが大量
得点して、どうすればイイかわかんなかったしw


小学生でも決められるシュートを外すも、難易度の高いﾊﾞｲｼｸﾙｼｭｰﾄを決めるエース・夏木。










あぁ、うちの矢野みたいですね、わかります。難易度が高ければ高いほど、得点率は高くなります。


東京ヴィクトリーと東京ダービーを迎えたETU。江戸前応援団に加入した山さんが一人でも多くの
声を集めようと自分の子供をつれてくる。












サポーターの鏡やぁー。


東京ヴィクトリーの圧倒的なサポーター数の前で、数少ないながら声を張り上げるETUサポに
気分よく帰れるように勝とう、と気合を入れる達海。










アウェイ専門サポとしては、こういう言葉を選手たちから聞きたいモンです。いや、そういう気持ちで
戦ってくれるだけでも十分です。


と、11巻も熱い！ちきしょー、、どんどこ出てくんないかなぁー、面白すぎだよ。ジャイキリ。もっと、
もっと。もっともっともっともっと、多くの人に読んでほしい、この漫画。
だれか、この漫画のあっちぃレビューしてくれ。俺じゃ、無理だ。想いをつたえらんね。



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