話題の超高校級ツンデレストライカー、ついにプロ契約！！

昨年の高校選手権大会で圧倒的な得点能力と小柄ながら鋼のような肉体、抜群の瞬発力で得点を
量産しながら、「俺を止められる奴は日本にいない。俺にさえパスを出せば、得点を簡単に
取れる。チームメイトは俺の引き立て役でしかないね」と独善的な発言を繰り返し世間の反発を」を
うけたが、発言とは裏腹にアシスト王を獲得し、チームを引っ張り準優勝ながら大会ＭＶＰを獲得した
浅賀奏大選手が海外クラブから多くのオファーが届く中、それを断りＪ２部リーグ・アトレチコ神田と
プロ契約を結んだ。

高校選手権決勝大会でファンタジスタ・橋本日菜率いる、豊富なタレントと圧倒的支配能力を持つ
堺坂大学付属を相手に開始早々にＰＫにより１点を先制され、圧倒的にボールを支配されるも
自ら得たＦＫから直接、強烈なシュートを叩き込みながらもＰＫ戦に持ち込むも自らのＰＫ失敗に
より優勝を逃してしまった。
試合後、涙に暮れる浅賀選手のもとに集まったチームメートに独裁者と思われていた浅賀選手が
一人一人に謝っていた姿がネットを中心に「ツンデレだ！」と話題になった。
優勝監督となった堺坂大学付属の名将・新曽田 一樹（にいそだ いつき）監督は、「彼は、日本
サッカー界の破壊者になる。彼を止められる選手は、高校サッカー界にはいない」と、評した。

そんな浅賀選手が何故、東京都神田区をホームタウンにするＪ２部のアトレチコ神田を選んだのか？












アトレチコ神田は、秋葉原を中心とする企業の支援によってなんとかクラブ運営が成り立っている
万年２部クラブ。ホームタウンにスポーツ文化が根付いておらず、またサポーターもスポンサーである
オタク企業が提供するアニメ関係とコラボしたクラブグッズを目当てにしたオタクが中心で、いまいち
サッカー熱が盛り上がらない土壌がある。











そんな弱小クラブを選んだ理由を浅賀選手は、
「えっ、アキバが近いから」
と驚きの一言が返ってきた。

ナポリ・オサスナ・ラコルーニャ・ヴァレンシアが獲得の意思を示し、中でもラコルーニャはチームの
「近い将来、我がクラブのカピタンになれる存在」と何度も本人に会うためにＳＤが来日するほど
の心酔していた。そんなオファーを蹴り、「アニメが見れない」「毎週、ジャンプとマガジンは外せない」
と前代未聞の理由で断ると言う、ありえない結果となった。

プロ契約を結んだこの日、早くもチーム練習に参加し、午後に行われた30分×3本の紅白戦にフル
出場し、1得点2アシストを記録すると、「プロだろうと、点を取る方法は一緒。俺にパスさえ渡せば、
点は取れる。それをチームに理解させるだけ」と、大言を吐きアトレチコ神田のキャプテンであり、
チームの大黒柱の三ノ宮栄一は、「生意気だが、能力はチームでも圧倒的。認めざる得ない」と
怒りの顔を見せていた。









契約金は、公開されていないがスポンサーから膨大なアニメBDを提供された、という噂も流れている。
チームが用意した背番号は、「７」。

すでに一部サポーターから日本代表に呼べ！という声が聞こえる浅賀選手。リーグ戦デビューは、
近いと思われるが、今季の活躍次第では代表も見えてくるだろう。


浅賀　奏大（あさが　そうだい）　18歳　178cm/78ｋｇ　兵庫県出身　ポジション・ストライカー
好きな選手：赤星　鷹　　将来の目標：サイクロンをマスターする　乗ってる車：痛チャリ(タマ姉)